きりん

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのきりんのレビュー・感想・評価

4.3
チョコ職人ウィリー・ウォンカがチョコレート工場を作るまでの若き日を描く前日譚となる物語🍫
ウィリー・ウォンカを演じるのはティモシー・シャラメ。

母親と子供の時に約束した世界一のチョコレート店を開くという夢を叶えるため、一流のチョコ職人が集まる街へとやってくるも様々な障害が立ちはだかる展開に。ファンタジー色はかなり強め。そしてミュージカルもガッツリ🎶


夢が溢れまくった物語は最高でした🙌🏻✨
1971年版の『夢のチョコレート工場』に準拠した物語で途中登場するウンパルンパはオレンジ色の顔に緑の髪色でその姿は1971版のまんま🧡しかも演じたのがヒュー・グラントとと言うから驚き。めちゃくちゃ様になってました🤣

母親への愛も溢れまくっていて今まで語られなかった部分が垣間見えて感動させられる。ティム・バートン版で歯科医として登場した父親はどうなったんやと少し気にはなったけど笑

物語はチョコレート組合からウォンカの才能を妬まれて散々妨害に合う腹立たしい展開なんだけど、一緒に戦う仲間と共に協力しながらのあるアイテムを盗み出すくだりなんかは一種のスパイもののようでもあり楽しめた✨

なかでも動物園のキリンが超絶大活躍するのは私きりんとしては大満足🦒キリン好きは必見となっております!

ミュージカルナンバーはどれも名曲で良かったけど、工場が出来上がる時に歌われた“Pure Imagination”🎶がめちゃくちゃ良き。これは『夢のチョコレート工場』でも使われた曲で、まさかもう一度聴けるとは思ってなかったから最高に上がったぁ⤴︎︎︎⤴︎︎︎

本作では毒強めの過去作とは違い、夢に向かう諦めない心が描かれていて勇気を貰った気がする。またチョコレートが食べたくなること請け合いです🍫
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