さゆ

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのさゆのレビュー・感想・評価

-
ティムバートン版の前日譚ではないので、ジョニーデップのウォンカと比べるのはおかしいのかもしれないが、ティモシーシャラメのウォンカは好青年みが強い。
ティモシーウォンカが人に対して思いやりと優しさを持って行動出来ていたのは、ジョニデウォンカが「父へのトラウマ」を抱えていたのに対して、ティモシーウォンカは「母との約束」を胸に抱いていたからなのか。
ティモシーのウォンカがあまりにもかわいいので、ジョニデ版と比べて「どうしてこうも闇落ちしちゃったの!?」と、受け入れきれない人が続出してしまうかも。
ウォンカの道化師のようなオーバーな言動は引き継がれていた。
悪役は純粋に悪役、かといって人が亡くなったりはない(殺そうとはするけど)ので、スッキリと後味も良い。ファミリーで見るのにちょうどいいなと思った。
いままでティモシーといえば、映画好きにはお馴染みの存在?ちょっとなんていうかそういう存在?という気がしてたのに、ここまで大衆向けの作品に出ているのがなんだか不思議な気持ち。歌えることは知ってたけど、話すように歌える人なんだなぁ〜ミュージカルに向いているな〜と思った。本当にあまりにもかわいいし、顔がいいので、今年一のご褒美映画でした。ありがとうございました。
さゆ

さゆ