これが「ネタだ」「誘導してる」って感じたい人もいるのだろう、幸せな人生だなそれは。
下校中に下半身を露出してきたり、本屋で気づいたらスカートの中にケータイが向けられてたり、就活中リクルートスーツを着ている時にずっと写真撮りながら後をつけられたり、制服で仕事中に動画撮影の音がしたから振り返ったらお尻を撮られてたり
なんで生きてるだけで消費されなければいけないのか、疑問です。それを「またか」と思ってしまう自分も嫌。
「誰がそんなブス相手にするかよ」や「まあそれだけ魅力的だったんだよ」に類似する言葉が、どれだけ被害に遭ってきた人間に影響を与えてきたか。
「それくらい笑って流せる人がいいよね」って、被害にあった人だって呪縛のように自分の中にあって、犯罪を犯罪として訴えられない。
私は自分より下の子たちをどう守っていけばいいか、わからない。この映画は、本当にそれを改めて考えさせられる。