デニロ

暗くなるまでこの恋をのデニロのレビュー・感想・評価

暗くなるまでこの恋を(1969年製作の映画)
2.5
「スクリーンビューティーズ」のドヌーブ編。トリュフォー作品だし、面白いんじゃないかと思ってはいた。しかしその昔初めて観たトリュフォー作品『恋のエチュード』の評で、ここ数作同様の作品を見せられるのかと思ったら、新鮮だった。と書かれていたことを思い出し、本作はちょうどその時期の作品だな、どうだろう、でも観るんだからしょうがない。気合を入れよう。前半は、そういうことなんだろうなと思うまんまに展開していたんだが、ベルモンドがドヌーブを追いかけ始めたあたりから退屈が極まって、眠くて。

映画なんて都合よく事象を繋ぎ合わせなければ持たないんだが、この作品は都合よすぎる。

スイスへ抜けてから何だか馬鹿らしくなってきた。

だから立ち読みしましたよ。トリュフォーのインタビュー。いろいろな映画的記憶を入れてあったんですね。だからといって、決して面白いわけではありません。

最後に。翻訳の山田宏一さん、ちゃんと観ていなくてごめんなさい。

1969年製作。原作ウィリアム・アイリッシュ 。脚色監督フランソワ・トリュフォー。

なんばパークスシネマ スクリーン・ビューティーズ Vol.2 カトリーヌ・ドヌーヴ にて
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