天才ハッカーのコナーは、全世界を揺るがすかもしれないというシケイダ3301の謎にのめり込み、図書館の司書で自称レズビアンのグウェンと、大学教授でチェスとお菓子が好きなゲイにモテるアヴィの協力を得、CIAだかNSAも巻き込んで大混乱大波乱へ...
「ロバート・ラングトン」シリーズは相当意識していて、ナゾナゾやパズルに導かれていく謎解きものの様相。脱出ゲーム系のジャンルにも該当するだろうか。
そうあってほしい、きっとそうだ、そうに違いない、絶対そうだ、これで決まり。信じるか信じないかはあなた次第な勝手な思い込みがいつのまにか真実に様変わり。陰謀論好きなら絶対に喰いつくだろうネタの数々が散りばめられており妄想は膨らむばかり。
しかし問題とすべきところは、何か小難しいことそれっぽいことを並べ立て捲し立てているものの、そのお話は全てアメリカ合衆国対外諜報活動裁判所にて行われているコナー1人の証言に過ぎないというところだろうか。ではいったいどこから?どこまでが?
何か言わんとしていることはありそうだけど、取り敢えず謎が謎を呼ぶ、多少真実を交えた壮大な嘘松に踊らされた先に何を見出せるだろうかとさらなる妄想へと誘われるフワフワした感じを楽しめればいいんじゃない・・・?
ところで一番ふざけてるエージェントが監督なんだけど、この率先してバカやってるのはなんだったのだろうか?
「ナショナル・トレジャー」シリーズ...「ロバート・ラングトン」シリーズ...「ユージュアル・サスペクツ」(1995)...「ニュースの天才」(2003)...「ウェイストランド」(2012)...「ワールド・コード 陰謀の支配者たち」(2012)...「フィフス・エステート 世界から狙われた男」(2013)...「ピエロはお前を嘲笑う」(2014)...「ダークハウス」(2015)...「ザ・アウトロー」(2018)...「アナイアレイション 全滅領域」(2018)...「UFO オヘアの未確認飛行物体」(2018)...