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七つの大罪クラブ 生贄になった少女たちのYSKのレビュー・感想・評価

2.4
七つの大罪になぞらえて「シンズ」なんて呼ばれている七人組の女の子
主人公のグレースはその類まれな美貌から「色欲」の二つ名を欲しいままにしている…のはいいとして、うら若き乙女が「嫉妬」やら「飽食」と呼ばれるのはいかがなものかと思うのですがどうでしょう、誉め言葉?

「傲慢」の子がメンバーの悪口を日記にしたためていることからイジメがはじまりその子が行方不明になると同時にシンズのメンバーたちがひとりまたひとりと殺されていくお話
この行方不明になったのがナレーションも担っており、その内容から殺されることは周知のこととなり、そのため終盤のどんでん返しに利用されるのだろうなあということはすぐにわかるわけですが、それにしても6人もいてあっさり姿をくらまされるなんて目くらかよと思ってしまいますよね
というわけでオチは自明、だってありがちだから
ついでにいうと終盤犯人の仲間として現れたヤツが唐突すぎて首をかしげるシーンもあり

お花屋さんが「町の人に嫌われている」という理由で逮捕されたのだけは可哀想
とりあえずかわいい女の子が好きで、かわいい女の子が殺される映画が好きな人はいいと思います…グロはありませんけど
登場人物が多いわりにたんたんと殺されていくので物足りなさはすごい
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