けーすけ109

とんびのけーすけ109のレビュー・感想・評価

とんび(2022年製作の映画)
4.0
家族という切っても切れない関係性
順風満帆だった生活から一転、突然の事故
直面する非現実。逃げるように酒に溺れる。
しかしながらそれでも息子は成長して行く。
現実を受け入れなければならない。
そしてそれを乗り越えて行かなければならない。


町一番の名物男「やす」
人情に熱く義理堅い
仕事には人一倍に精を出す
そんな男が子を授かる
子供の名は「あきら」となった


あきらがまだ小さい時に妻を亡くしてしまう
現実が重く乗しかかる
父子家庭となったあきら
受け入れ難い現実
説明が上手くできない父親
周りの支えを受けながらあきらは成長をする
あきらの成長を通じてやすの想いに変化が起こる


本当に幸せな一生だったのだろうか
それは自分には分からない
もう少し時間が経って考えた時に
何となく感じ得て来るものなのかも知れない。
「今度会った時に聞いてみるよ」
けーすけ109

けーすけ109