ほおづき

明日への地図を探してのほおづきのレビュー・感想・評価

明日への地図を探して(2020年製作の映画)
3.5
主人公が最初っからループした1日に閉じ込められていて、しかも主人公以外にも閉じ込められてる人が序盤から登場しちゃうおはなし。

主人公以外にもループしてる人がいたっていうおはなしなら韓国の『エンドレス』っていう映画が面白かったけど、いわゆる「ループもの」っていうジャンルもどんどん進化してるなぁって感じさせられる映画。


ぜんっぜん関係ないけど
主人公とヒロインだけがループする世界に取り残されて、ひたすら気の遠くなるような歳月をループしまくるっていう物語なら『レイジングループ』っていうゲームが飛びぬけて凄すぎて、ループものならどんな手法使われても霞んでしまう・・・
「人狼ゲーム」を題材にしたノベルゲーで、人狼と疑いのある人を毎晩一人ずつ殺していなきゃいけないという儀式のある集落に主人公が迷い込むお話。
ほとんど選択肢もなくゲーム性はほとんど皆無だし、絵のタッチとか文章が独特でマニアックなので人を選ぶとは思うけど、1巡目だけSwitchで体験版が無料で遊べる。
小さな集落で身内同士が殺しあわなくてはいけなくなる心理描写がとても秀逸な作品。
この映画の監督さんにも遊んでもらいたい。