『show must go on』の精神を胸に突っ走るとてもポジティブなミュージカル群像劇。
控えめに言っても最高でした。エンタメを死なせない！って直向きな思いが詰まっていて気がつけば泣いていました。ジャニーズの舞台が気になっている人、ミュージカルや舞台を普段見ている人、昔光一くんが好きだった人にむちゃくちゃ推したい‼︎
劇中劇が長い（話の展開とは別にshowとして成り立っている）のでダメな人はダメかもしれないけど…42歳になった光一くんの歌い踊る姿に「私も頑張ろう！😤」と勇気を分けてもらいました。
別に彼のファンと言うわけではないのですが、母の付き添いでSHOCKはいくつか見ています。翼くん時代の話しも混じっているから何年のがどんなだったかはあやふやだけど今作はとても纏まっていて演劇が初めてな方にも見易いんじゃないかなと思います。ジャニーさんが言っていた「誰にでも伝わる、言葉がわからなくてもあっ！と驚いて笑顔になれる瞬間があるshow」に仕上げてあるのはさすが。そんなところにも灯りを消さない誓いというかジャニーさんへのこだわりが見えてクレジットでは目頭が熱くなりました。
まぁ、見所はド派手な演出につきますね！フライングに大階段からの転落、和太鼓にチャンバラと「もはやイリュージョンやな！」と笑ってしまうほどにド派手です。また今回はオケの音が綺麗に撮れていて劇場で見られてよかったなぁと思いました。ただ場面切り替えが多いので目は疲れましたねぇ。アイドル映画的な寄りではなく引きを多用してくれるのは有り難かったのですがパチパチ変わるので瞬きが増えました…後方で観るのが正解かもです。クレーンかドローンで撮ったのかなぁ？フライングは一緒に飛んでいるかのようでした。
歌唱力も舞台人と比べてしまうと粗が目立ちますし歌詞が聞き取れないこともありますがカンパニーとしてはとてもバランスが良くて観ていて心地よかったです。梅田彩佳さんの健気なリカがよかった！ビバリさんはいるだけで空気が変わるのがすごい！
今回、母に「行くの？」と送ったら「同じ空間に居られないのが辛い…」と返ってきましたが色んな工夫がなされていたのでファンなら尚更アリだと思います！
久しぶりに爽やかな気分で劇場をでました。いい作品をみたなぁ〜！ただ、誰かに話したいのに誰も観ていないのがツラい！
余談
去年の元旦は弟のお嫁さんが妊娠したからとkinkiのコンサートに駆り出された私ですがこんなことになって劇場でSHOCKを観ることになるなんてねー。来年はどうなってるんだろうなぁ。東の曲だけど楽曲的には光一くんの千年メドレーが好きです。昔SHOCKで歌っていた気がするんだけど…気のせいかな？
（追記・それはMASKだったかも⁉︎）
