ロボットマン

ピノキオのロボットマンのレビュー・感想・評価

ピノキオ(2022年製作の映画)
3.7
2022-115
1940年のアニメ版はビデオテープを持っていて小さい頃に何度も繰り返し観ていたのでディズニー作品の中でもトップクラスに思い入れがある。
基本的にアニメ版にあったシーンは細かく再現されていて、再現度の高さに感心しつつも新キャラクターとそれに伴った追加シーンは蛇足に感じた。
生まれたばかりで世間知らずなピノキオは他人の言葉をすぐに信じてしまい、善悪に頓着もないので他の子供に影響されて悪い事をしてしまう。
その結果ロバになるというアニメ版には教訓を学び同時に恐怖したものだけど、本作では何故か頑なに悪い事をしない良い子なピノキオに少し違和感を感じる。
それでもロバへの変身のシーンは不気味さがかなり再現されていて良かった。
妖精に関しては黒人なのはまぁ良いとして、青白く光る坊主姿なのが怖い。ピノキオとのやり取りはちょっと可愛かった。