評価がなかなか難しい映画だと思った。感想が散らかる。
地下鉄サリン事件の被害者である監督が、加害者と旅をしながら謝罪の言葉を引き出そうとするドキュメンタリー。なんだろうけども。
監督のコミュニケーションが高圧的だったり逃げ場をなくしたりしているので、反応が強引に引き出したもののようにみえてしまっている。強引に引き出そうとしたうえで出てこなかった。というのが主張なのかもしれないが、うーん。
ただ、ドキュメンタリームービーとしては今ひとつでも、なぜかロードムービーとしての良さがある。食事してるところなど監督の力みがないシーンでは妙な関係性が少しコミカルに映っていて、そういうところはなんだかよい。
何を見たのか、もやっとよくわからなくなる。
#2021_2