2021/11/20
ある日、「たまごが割れやすいのはおかしい!」と気付いた発明家バワーズ。飛び込み営業でたまごを割りまくり、行く先々で追い出される様はコミカルなものの、やっぱり真骨頂は“割れないたまご製造機”が出来てから。製造機の複雑な作りは勿論、バワーズの奇想天外な発想に驚かされるばかり。中でも、車の子どもがわらわらと出てくるシーンが最高だった。発明に夢中で社会のルールは守られていないけれど、全く悪気がないから許せてしまう。ラストの爆発とその余韻もシュール。実写映画1作目とは思えない完成度。