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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカットのSAKUYAのレビュー・感想・評価

4.0
製作中にザック・スナイダー監督の身内に不幸があり『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督にバトンタッチとなり特にザック作品が好きな人には本来と違う形となった本作はHBO Max配信という形でファンの期待に応えてくれた

アメコミ作品好きとしてDCファンとして最高の4時間にのめり込んだしまずこの作品をまだHBO Maxがない日本で観れるようにしてくれたワーナーに感謝したい

ストーリー自体は一緒だが2017年の劇場版とはこうも違う作品になるかと思ったし特に後半は全く別物でこれぞ『バットマンvsスーパーマン/ジャスティスの誕生』の続編でザック・スナイダー監督のジャスティスリーグだった

ジョス・ウェドンのユーモアさは消えザックらしいし暗い重い雰囲気でダークサイド登場やバットマンやスーパーマンやワンダーウーマンなどの描写が同じシーンでも違うバージョンになったりビックリのサプライズ登場もありフラッシュやサイボーグなどの物語が長くなりかなり濃い内容となりやり過ぎやスローばかりでもっと短くできると思う所もザックJLだった笑

本当に素晴らしいもの観たけどこれが劇場公開していたらもっとヒットしていたからって聞かれたら『NO』だと思う。この4時間もあるアメコミ作品がヒットするのは現実的に難しいしジョス・ウェドン版を叩く人は多いけど自分は2時間にまとめてあまりDC好きじゃない人にも観れるようになっていると思うので2017年にあれを公開したのは正解だったと思っている
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