りす

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカットのりすのレビュー・感想・評価

3.8
2023年21本目のレビュー
ザックスナイダー監督
上映時間4時間

ジャスティスリーグ自体は120分程度の映画だが、そこに本当はこういう風にしたかったという
ザックスナイダー監督の意思を反映させた作品
そもそも劇場公開された作品は監督交代やらなんやら色々あって、不本意な形での上映となったもの

その上、劇場公開は大コケとあってDC側もだいぶ重たい腰をあげての制作となったに違いない今作

上映時間4時間は正気の沙汰ではないが、劇場公開版より確かに良い
分かりやすい、それぞれのヒーロに焦点を当てたストーリーとなっている


とは言え、この続編の話が上がらないのが全てであり、ザックスナイダーの限界とも言える
私個人としてザックスナイダーは全体的に画面が暗く、アクションシーンもスローを多用してカッコよく魅せるという特徴はあるが
感動を生むかどうかという点でイマイチな監督のように思う
他のDC映画より明らかに集客できるはずのマンオブスティールやバットマンvsスーパーマン、今作、でコケたザックスナイダーを擁護することはできない

なんにせよ
これからのDCに期待したい
りす

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