シャイな女子高生ヴィヴィアンと幼なじみのクラウディアは目立たない学校生活を送っていた。校内ではアメフト部の主将ミッチェルたちを頂点としたスクールカーストがありヴィヴィアンは校内にはびこる差別や不公平にうんざりしつつも意見を主張出来ずにいた。
ところが、ミッチェルに嫌がらせされても負けない転校生ルーシーの存在や、かつては反骨精神旺盛だった母リサに感化され、ヴィヴィアンは校内の性差別などに問題提起する冊子「モキシー」を匿名で作ることに。学校中で大反響を呼び、革命を引き起こすことになる。
人種、性別、体型、性格、などなど色々な問題を取り上げたかなりメッセージ性の強い映画。
勇気を出した立ち上がったのはいいものの少々過激で子どもで、幼なじみと対立してしまったりしながらも大人になっていくヴィヴィアンの成長を描くストーリー。
冒頭のシーンとラストシーンの対比が凄く好き。
コラージュ、ファッション、音楽、諸々のセンスも凄くいい。
リンダリンダズそんなに詳しくはないけどまさかの本人役での出演、演奏にはテンションあがる。
ヘビーな問題ながらも空気感はティーン映画のそれで見やすいのも良い。
終始センスが良くておすすめ。
