このレビューはネタバレを含みます
原作CUBEの日本版だと思ってみるとめちゃめちゃ後悔すると思う…
主要人物がコミュ障なのか「あっあっワァッ」みたいなことしか言わないし唯一まともだった人も主人公たちを庇って死ぬしBGMがやたら「おいここ感動して泣くとこだぞ!ほら泣け!!」って言わんばかりにうるさいしわざわざカメラワーク考えて撮ったんですか?って言いたくなる主人公の過去のトラウマ映像を他の人の前で流すし冒頭の「あなたたちは誰?」とかいう恥ずかしいセリフ以外存在感ゼロの女性キャラが急にAIです、みたいなムーブするし…
映画見る前は「この映画に星野源合わないだろ!?!」って思ったけど見終わる頃には邦画CUBEになら合うかもしれないなって納得できるくらいになってた。いやでも曲は好きだけど『昔見たカナダの映画』ってフレーズは今でも!!?ってなる
ただ、これが誰かがCUBEに人を閉じ込めた話じゃなくて主人公後藤を含めた5人の人格と彼を治療する精神科医の女性の話ってことならBGMがうるさい以外の要素は納得がいくので、もしその想定で作ってたならもう少しそういう説明描写欲しかったな…とは思うけど絶対に続編は作らないで欲しいです