虹島流浮

ムニュランガボの虹島流浮のレビュー・感想・評価

ムニュランガボ(2007年製作の映画)
3.4
ルワンダ内戦で残された子供たち。

当事者にとって負の連鎖を打ち切るには葛藤と苦しみが伴うけれど、暴力で憎しみを晴らすのではなく、言葉で癒し合えるんだという関係性が描かれている。

たとえ人類がみな同じ顔だとしても、必ず誰かがどこかしらに違いを指摘し始め、容姿で差別化が生まれ争いが起きるのでしょうね。
違いが優劣を生むのではなく、その人自身の主観がそれを判断づけるだけなのでやっかい。
認めることが難しいとしても、まずは違いを個性として受け入れたらいいのにね。