このレビューはネタバレを含みます
ある学校の2年6組のドキュメンタリーということで、中学生のドキュメンタリーってどんなだろうと思ってみてきた。
懐かしくもあり、悶絶…というかリアルな「青春」を目の当たりにして照れたり、自分の中学生時代を反芻したり…最後のクリープハイプの「栞」でいつの間にか泣いてた。
ラスト30分くらいで足がムズムズしてきたのと仕事終わりだったから観る前から眠かったのが悔やまれる。
むかいの喋り方 で聞かなかったら見てなかったのでほんと向井さんにはほんと感謝しないと。
インタビューではクラスのムードメーカーの子がこんなこと思いながら他の子と接してるのかとか、俯瞰で友だちと自分のことを見てる子は人との接し方がこうも違うのか、友だちってコミュニーケーションって意外と難しいか…などなど思いながら見てた。
個人的にホワイトデーのところがキャーキャー言いたくなるくらいによかった。いまがチャンスだから部活が終わるまで待って、俺の好きな人は変わらないからって、そう言えてしまうのほんと青春って感じだった。
傷つかないようにヘラヘラしあふりをしていたり、たくさん傷ついてきたからいまの振る舞いをしているのかなとか考えたり、中学生って毎日いろんなことが起こって目まぐるしいかったのかと思ったり。
席替え懐かしい。。
就職して、季節感も特にない仕事をしているからこそ、何かしたらトラブルが起こってもそれはなんとか過ぎ去っていく。言ってしまえば特にドラマもない日々を過ごしていたから昔はこうだったのかと懐かしくせつなく感じた。
中学生のときに思っていた青春は、高校生のことだと思っていた。
わたしの中学のときのクラスはまさに青春って感じだったけれど、無意識に高校生になったらもっとすごい青春が待ってるはずだと思ってた。
けれど、振り返ってみると「青春」だったのは中学のときだったのかも。
就職して、季節感も特にない仕事をしているからこそ、何かしらトラブルが起こってもそれはなんとか対応して過ぎ去っていく。
言ってしまえば特にドラマもない日々を過ごしていたからこそ、中学時代のような 毎日何かしら起こって、それに心躍ったり、悲しくなったり、そのときは全くそう思ってなかったけれど、どれも儚くせつないものだった知ることができた。