走るな 騒ぐな 戦うな
走れ 騒げ 戦え
どっちがいいか、離れたくないみんなで考えてこう。
儚さという言葉を14歳から使えるという儚さ。
公務員なんて嘘でも選ぶかどうかを考えるそのずいぶん前に、文芸部に入るか考えろと23年前の自分に言いたい。
無責任でいられる尊さ、そのあと少しの余白。
それは卒業までの1年か、大学生を経て社会に出るまでの約5年か、はたまたその先ずっとか。
結婚について考えている男の子が2人もいて、何人もが仕事への夢をもう見つけていて、なんだか立派だなと思っただなんておれは、ふざけてる。そうじゃない。
こんなにみんなが無責任でいられる場所を見つけたい、装ってるだけでちゃんと考えてる人たちで。
ヨシノリくん、ひとり前を走れてるだけで、もうじゅうぶんな34人とのコミュニュケーションになってたんだよ。
少しも離れた場所なんて行かなくっていい、川沿いでいいから、イオンで見かけたら声掛けるね。
のんちゃん、卒業写真は捨てられても、この映画はきっと捨てられないんだよ。
エンドロールをリセットし続けてね。
やりたいことをやれないひと。
やりたいことがないひと。
あってよかった
この映画に会ってよかった。
淡島通りの地面を見ながら泣いて水をやって歩いて帰ってる。
俗によく言われる(ということにあえて抗う)
青春ってやつなのだろうが、おれはこれを糧に終わらせてやらない。春に咲く。