ハラダユウキさんの映画レビュー・感想・評価

ハラダユウキ

ハラダユウキ

塀の中の懲りない面々(1987年製作の映画)

4.0

"溜め息を口笛にしようぜ"って、忘れた頃にふと自分の口笛でそんな言葉を思い出すけど、これでもそう。

"粋がって汗かいたって誰も恩に着るやつなんていやしねぇよ、それどころかチクられるのが関の山だよ"
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.7

サントラをレコ屋でよく見つけるから観てみた。オーディションに自分でレコード持ってくのは時代なんだろけど、ずっとそのスタイルでステップを踏んでてほしい。
缶バッチの付け方なんて現代目線でも超イケてた。
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.0

禁酒法解禁前の授業。

アル・カポネの勝ち気は
"愚痴は言うまい、自尊心に傷が付くのでな"
"拳闘の試合は最後まで観ろ、立ってる方が勝ちだ"
はそのまましっくりきた。

でも、荒くれ者のストーンの
"
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八月の鯨(1987年製作の映画)

5.0

こうやって鯨を見つけてたいって幻影。
老後も映画を観て酒を飲んで口説いてたい、夏くらいは。って考え過ぎだ。
けど理想(鯨)を追い求めること。

この世は大切な役目だらけ。
感受性が合致する人のところに
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

4.6

"おれの心が揺らぐはずがないだろ"
家族を起こしたくないからって公園で寝るくらいに優しい男が誘うのも、映画館か食事か喫茶店か散歩か寝床か。pray.

どんなシーンであろうと
人生は毎日が楽しいって。
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.6

ヒッピー真似て紺色のとっくりが欲しいし、雑にオリーブドラブのシャツを着たい。
シャスタのネックレスもいいね。

卵は割れる チョコは溶ける ガラスは割れる 脳が凍る プールの水は抜ける
'セラヴィ' 
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SING/シング(2016年製作の映画)

5.0

常識から魔法は生まれないから、頭で考え過ぎないで。
誰かはその才能を見ててくれてるから信じてやりきって、って人生讃歌。


ロックスターよ、刺々しく解き放て、灰になるまでってASH.
大好きなことを始
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ショコラ(2000年製作の映画)

4.5

グアテマラのカカオをもっともっと。
頭がおかしいと思われるくらいに、もっと望めばいい。
旅は永遠に続くから、合間にホットチョコレートで温まりながら。


周りにサーカスに入ったと笑われようとも懺悔した
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

4.3

花火の色の元素なんて知りたくないし、
あの娘の顔色の意味の方が知りたいって話。

プール際の奥菜恵のその儚い蒼さ、少年たちの青臭さがエモい90's、当時を過ごしたからこそ理解できるオレンジ。
ずっと永
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undo(1994年製作の映画)

3.8

ソファの上での唇遊びは、この時代も今この時代でも、この2人じゃないといけないくらい仕上がってた。
間取りも服装もとにかくいいし、この監督の演出部と衣装部もほんと優秀なんだろう。


まぁ一種の愛の病で
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四月物語(1998年製作の映画)

4.7

冒頭のそっと座り横たわる姿からもう虜。
松たか子さんに過ぎるくらい好きって伝えたい。
雨の中でさえ光を捉えて周りを輝かせた、もう照明部の出番少なめ。
ピンクのノルディックってまじずるい


こんな休日
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.8

'女房持ちとの恋にマスカラは禁物ね'って台詞の奥行きで、世の中は真っ直ぐ整えるはず。
不倫とか浮気する暇があるなら映画を観た方がきっといい。

月曜と木曜の女を変えるのは、口説けるまで毎日黙ってカード
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

4.5

余裕で"PSYCHO"より好き。 

紳士淑女の笑い声。
フロイの空想をいつまでも聞いてたかったし、ラストオーダー後にはステーキ食べたくなった。

軽い脳震盪を起こしてたい、それぞれの都合でみんな嘘つ
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

5.0

阿佐ヶ谷のおっさんにNETFLIXの"彼女"が酷いって話したら、これが元ネタじゃない?こっちはいいよ?って聞いて今夜。

こっちの逃避行は間違ってなかった。

'その不良のハートを盗んだのはあんただぜ
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エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

4.8

'甘い夢を見せて骨抜きにする♪'って真顔のモラトリアムがたっぷりな明け方までのピッチングライフ、ずっとずっと。
暴れん坊の詩人ってとこがスキ。
野犬ナイルズ投手に自己投影も、ラストラップは芯を食ってた
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バッド・チューニング(1993年製作の映画)

3.5

とにかくパーティーを続けよう
サインはしなくても続けられる

ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

4.1

狂ってく過程で気付いてみたい"人生は美しい"ということ。
過去が進んでたし、恋と愛の違いが映ってた。

真夜中の映画館にでも自転車に乗ってけたなら。

日々、包んでるキャンディーを好きにならなくちゃい
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君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

4.4

本域の関西弁が聞けた、やっぱ落ち着く。
ご当地俳優で突き詰めてた配役、ぬるい男2人とゆるい男1人だけ他府県出身、その抜き方もすごく合ってた。

この中田青渚の髪と頬の膨らませ方とたこ焼きの食べ方がよく
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

5.0

素晴らしい言葉がたくさんのロードムービー。


嘘っぱちのネオンライトで欺かれないように、キチンと選んできたはずの二択のどちらか。
それがたとえずっとミスってきてたとしても、過去が'フラッシュ'バック
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蒲田前奏曲(2020年製作の映画)

4.5

女の子は'世界の中心はわたし'で'無敵'と思い続けてればいいんだよ。
女を演じるなんて、くだらない。


1番「蒲田哀歌」
古川琴音の会話可能な種類の豊富さ、こっちはヒトすらままならないのに、とか思わ
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やさしい女(1969年製作の映画)

4.5

なんだか救われた気がした沈黙。
なにがきっかけで恋におちたのかわからないけど、なにがきっかけでズレて狂ってしまったかはわかった。

こんな"やさしい女"の沈黙も愛せばいい

'やさしい'の意味に迷った
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Helpless(1996年製作の映画)

3.5

Helpless
He1p(lus)l1ess
(p=+)→1+1

パフェが溶けきることもNEVERMINDで、ナポリタンに瓶コークをキメて、Q(uestion)がどっかにいってた

転々(2007年製作の映画)

4.0

東京散歩は旅の途中。
'他人に対しては意味なく怒れないですよ'って言葉はスッと入ってきた。
文哉の話すこれまで大切な人を通してのタチも。

思い出を転々として落ち着く場所。

僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

5.0

目的があるわけじゃない、身体が素直に動くだけ。
ぐるぐると、ただただ、素直に反射的に。


もしかしたら後悔より先にあるものの方が正しいかもしれない。
まともがわからない方がきっと美しい。

大切な人
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HOKUSAI(2020年製作の映画)

3.5

極東最前線。
壱での負けた顔(柳楽優弥)
弍の序盤の描きだす滑らかさ(柳楽優弥)
参での遠のく眼(田中泯)
四での混沌の決意の眼(永山瑛太)

こんな折にこそ種を撒く。
こんな日だからだ。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.8

仕事は二の次に。
捨てたっていい現実に気付いて、こんな答えを自分で見つけるため、クリスマス前に天使が目の前に現れるかどうか。

タイムトリップする瞬間はきっと誰にでもあるはず、きっとそこはパーティー会
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ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)

5.0

区切りの、でもまだまだ途中の1000作品記念。

祖母が母親替わりで過ごした自分にはしっくりきてた思いやり。
たぶんこれが人生というか運命なんだと感じてて、それはきっかけも含め。

"そこに向かって進
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モ’・ベター・ブルース(1990年製作の映画)

4.9

ブラックス、女性の迎え方と男の応え方がもう即興っていうジャズ。
(インプロヴィゼーションっていうみたい)

日々、考えてないとできないなって練習もこの今さっき。


この映画のTシャツ持ってるのが自慢
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君が最後の初恋(2021年製作の映画)

4.8

謝り方がいい頭にぶちまける100%の一気飲み。

"ガンバッテネ"
ボーリング場でかっこつけて、ここまで恥ずかしげもなく、その先の墓場までもこんなに人を愛せるのか。
そんな堅気になれるかも運次第。
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ステータス・アップデート(2018年製作の映画)

4.2

やっぱそうなるんだ、って何度もすっとぼけなあらすじだけど、こんなくらいがサクッと観れる90年代から続くフォーマット的ラブコメディ。

都合が良くなるなんてポップアップで、路に面したここで本質に気付くは
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ゴールキーパーの不安(1971年製作の映画)

3.5

小学校くらいから持ってる疑問からすり替えられた、まさかのサスペンス。

父ありき(1942年製作の映画)

3.8

聴力検査かってくらいに聴き取りづらい。
畳の上で仕事に対する姿勢をこう説いてもらいたい。

ひとつの人生を観れていい気持ち。
できるだけのことはやった、と言い切れるように。

32歳?でこの演技は今後
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