人生ダブルボギー

14歳の栞の人生ダブルボギーのレビュー・感想・評価

14歳の栞(2021年製作の映画)
3.8
中学の休み時間の空気や匂いを思い出す。教室の黒板上に貼られた目標の寄せ書き、テンプレのような中学のあのノリを恥ずかしくも、なんかあったな〜と、この場にいるような高揚感、リアルを感じた。さまざまなバックボーンを持つ、自我が芽生えつつも大人になりきれない中2ならではの一瞬しかない輝きみたいなものが、尊い。中2で「なりたいものを目指すにはもう遅い」発言にはハッとさせられた。