ある女の一生
または「あなたの人生の物語」
もしくは「さよならの朝に約束の花をかざろう」
あの溶剤は白いのに対してあの薬は赤い。
しかも薬を子宮の上、下腹部に打つ。
そして海で始まり海で終わる。
糸とチューブそして旗
人生で何かを掴むことができれば、「蜘蛛の糸のように、向こうへ行くことができるのかもしれない。
前半の時間を超越する編集が今敏の「千年女優」的だと感じた。女優は映画という高速の宇宙船に載っている。俳優ではない素人さんっぽいインタビューが前半後半両方にあるのが面白い。ここノーランのインターステラーっぽい。インターステラーも映画こそがタイムマシンであるという作品だった。
また監督自身が編集していることも千年女優オマージュの映画大好きポンポさんとつながっているのが面白い。