げ

ひらいてのげのネタバレレビュー・内容・結末

ひらいて(2021年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んでいたので見た。

原作読んだ時点で、たとえは作間龍斗さんだと思っていたのでキャスティングした人すごいと思った。実際に見た感じ、演技はあまりしていない感じ、演技自体に期待するほどではなかったけど本人の人物そのものに合っていたので良かった。
それよりも山田杏奈さんと芋生さんの演技がすごく良かった。本当にアイとみゆきのようで引き込まれた。
主題歌のことを知らずに見たけど大森靖子の声が聞こえてピッタリだと思った。

映画が終わってもひらいての中から出られないような気持ちになった。あの薄暗いけどポップでどろどろしてキラキラしている気持ち。何かを独占してからの部分を埋めたくなる気持ち。

映像面で言うと最後の方のポスターにもなってる、アイが両頬を掴まれてるシーンが良かった。
ポスターでは分からなかったけどたとえが掴んでる しかもそれはアイがぶっ壊した文化祭で作った桜の木なのも。



YouTubeのインタビュー見たけどみゆき役の芋生さんが「アイは自分の満たされなさを埋めることが下手くそでそれがたとえやみゆきに行った」と言っていてすごく納得した
私も何かを埋めるために作品を作ったり、ライブに行ったり無駄にお金を使ったり食べるためにお金使ったりしてるのかもしれない
げ