全体的な雰囲気と綺麗に撮られているところ、それぞれのキャラクターのわかりやすさは良かった
ただ、最終的に落ち着いたところがそこでいいの?
という感じの終わり方だったのが何とも腑に落ちない
どうも原作はもっと違う終わり方のようだが、映画化にあたりアレンジがされているみたい
自分のことしか愛せない考えられない愛の存在がイマイチしっかり描けていないような気がした
wikipediaには
『たとえに恋人がいることを知る。いつしか執着に変わり、果てには愛の心の根底に流れる狂気と結びつく恋心は、行くあてもなく恋人の美雪に向かっていく。〝狂気だけど、狂気じゃない〟』
と書いてあるけど、狂気、と呼べるようなところまで感じさせられるような演出ができていたのかなーなんかすごくナチュラルに行われすぎていてさらっと見れてしまって、良い意味での引っ掛かりがなかった
あと、映画を見ただけだとなにがどう『ひらいて』なのかもよくわからなかった
他の人のレビューで配役が逆ならクソキモストーカーのクソキモストーリーと書いている人がいて、ほんとそうだよなーって思ってしまった
そういう意味でも男性という生き物は損だよね