「ボーダーライン」の脚本、「ウインド・リバー」の監督・脚本で、僕の“好みのテイスト”入りしたテイラー・シェリダンの21年作品。
同年には amazon prime original で「ウィズアウト・リモース」という作品の脚本も手がけてますが、こちらはストーリーの着地が少し残念なエンディングでした。
本作は製作・監督・脚本と全てをコントロール出来る立場でしたので、アンジェリーナ・ジョリーを主演に迎えて、しっかりとテイラー色の強いアクション・スリラーとなってました。
しかも“森林消防隊”という、oldies but goodies な90年代USウェスタンな伝統的スタイルを守りつつも、今ドキのサスペンス・スリラーとなっており、取ってつけたようなプロットは皆無の（好みの）骨太映画でした。
ま、ヒットするにはもう少し派手なギミックも必要なのかもしれませんが、コレはこれでストーリーで勝負するいい映画でしたよー。
