父親を殺害されて自らも命を狙われた少年のコナー。偶然出会った事で彼を守ることになった森林消防隊員ハンナは、殺し屋と山火事という2つの難局と対峙するサスペンスアクション。
先日ハワイで発生した事でも記憶に新しい大規模な山火事。それから逃れながら、殺し屋たちからの魔の手からも逃げるというかなり厳しい状況。前半はちょっとノッペリした感じでしたが、逃走劇に入ってからは最後までは飽きずに見れました。
山火事の脅威はそれなりに感じましたが「オンリー・ザ・ブレイブ」と比べると物足りなさを感じる。特にクライマックスでハンナとコナーに火が迫りくるシーンなんかあまりにも火の手が早すぎて逆に違和感ありましたね。殺し屋2人も仕事が雑だし詰めが甘すぎて本当にプロか?と思うほど。
主演にアンジェリーナ・ジョリー。殺し屋にニコラス・ホルトとエイダン・ギレン。保安官にジョン・バーンサルと良い俳優を揃えていたけど、彼らの存在感に助けられていた感はありましたね。全体的には良作の部類だけど、傑作まではもう少し足りないなという印象です。