The Blazing World　2021年作品
6/10
カールソン・ヤング監督脚本主演
幼い頃、両親の喧嘩中に双子の片方を亡くした女性が、
生と死の狭間の世界に入り込み、亡くなった姉妹を
救い出そうとする。
チープだが幻想的な別世界をカールソン・ヤングは作り出すことに
それなりに成功している。
あまり内容はないが雰囲気は良い。
別世界の行くための大きな穴の隣に、不気味な笑いを浮かべて立っている
ウド・キアのイメージが最高すぎる。そのシーンだけで十分元は取れる。

サンダンス映画祭にて。

主演のカールソン・ヤングかわいいなーと見ていたら本作の監督もやってる。監督デビュー作らしい。

幼い頃に妹を亡くし、大学生になってからもその罪悪感が抜けないままのマーガレット、両親は家でケンカするし、ストレスもたまり精神おかしくなっても仕方ない。

だからマーガレットがどうにかなっちゃう映画だろうとはなんとなく察した。

でもウド・キアがまた変な役で出てるんだ😂あの人なんなの？でしばらく興味持続。しかも映像と編集がちょいちょい凝ってて、あっちいったりこっちいったりで忙しい。

ウド・キア演じる男は何の関係があるんだ？目的は何なのか？どこから沸いてきたのか？謎だらけな上にいろいろ仕掛けてくる。

結局のところ、やんわりとしたストーリーしか頭に入らなかったけど、なんだかんだで楽しいスリラーだった。

珍品ヘンテコ映画だと思うがミョーにツボってしまったのは、たぶんウド・キアのせいだな😂


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