濱口監督ドライブマイカーなんか色々受賞おめでとうございます。ということでこちらも鑑賞。3章オムニバスという形式でしたが、どれも変わった切り口で斬新で面白かった。最近の邦画作品と比べても格が違うのでこういう系が好きな人は一見の価値ありです。偶然と想像というタイトルだけど、テーマは違うかな。気づく人は気付くし気づかない人は気づかないかな。濱口監督は今の日本社会を精緻に描けている貴重な監督何じゃないかなというのが僕の所感。反対に言えば、常にストレスを抱えていて生きづらさはあるのでは。角度テイスト的に如実にそれを感じる。本質にしか興味ない陳腐な最近の邦画に辟易してる方におすすめです。
