希望

偶然と想像の希望のレビュー・感想・評価

偶然と想像(2021年製作の映画)
-
すごくよかった〜!けどとてもネガティブになってしまった〜
偶然はいついかなるときも必然で、受け入れ難い現実を突きつけられたような気がして、描かれた偶然の出会いへの希望を、そうあるべきと言われているような気がしてしまった
一話のめいこの気持ち、良くわかってしまったな、暴力的な愛しか知らないから持ち出せない、相手の核に触れる会話を、わたしはよく知っていて、切なくなってしまった、あとタクシーの画角がだいすき
三話のような偶然に光が見出せたらいいな、構成がおもしろかった
呼応していく会話が心地よくて、繋がるべくして繋がっている、心に空いた穴は確実に相手にもわたしにもある、つながりの代償、けどそれを確認できる日がきたら夢みたいだよね
すべてはなるべくしてなっている
何事もタイミングなのは良くわかっているよ、けどタイミングで納得できないし済ませたくないことだってたくさんあるよ、わたしは言わなければならないこと、戦わなければいけないことには固執するの、正しいと思っているよ、
ばかみたいかもしれないけど、わたし、運命の相手とは一度離れても必ずどこかでまた巡り合うということ、知っているの、運命の相手なんて呼び方、陳腐かもしれないけどさ、それを偶然とは絶対に呼んであげないよ
オムニバス 思考の大渋滞〜でもひとつも取りこぼさない
希望

希望