「事件の加害者=悪」
と捉えてしまう大衆心理
しかし、
罪を犯した側も、その家族も、
計り知れない苦悩を抱えている
「自分って何?幸せって何?」
出口の無い問いの中で
もがき苦しみ続けてきた加害者の子
その親もまた、
愛する子を最後まで理解出来なかった苦しみでもがいてきた
「人は何故生まれ、何のために生きるのか」
完璧な説明をできる人間なんていない
人間というもの自体が曖昧なのだから
1人の人間を100%理解することは
到底不可能だ
親ですら理解出来ないのだから
周囲の人間には更に難しい
少しのずれで、自分の息子だって、罪を犯す側になっていたかもしれない
それほど、この世は曖昧な世界であり、人間は無力である
だから、
罰することではなく、赦すことが必要
勇気をもって対峙すること
理解し合うこと
の大切さ