自分自身、親が子供の頃はどんな子だったんだろう?って想像していたことがあって、現実では子供時代の親に会うことはもちろん出来ないし、でもこの映画ではファンタジーではあるけれどそれが起きていて、幼少期の自分の記憶が呼び起こされて懐かしくなったな。
おばあちゃんを失ってしまって悲しみに暮れてるお母さんの気持ちを、子供ながらに考えようとしているネリーの感情の表現が素晴らしすぎて。ネリーと子供マリオン似てるなぁって思ってたら本当の姉妹らしくて納得。
73分っていう比較的短い時間の中で、色々な感情が湧き起こる濃密な時間でした。
「燃ゆる女の肖像」に続いてこの監督が大好きになりました。