BGMのない映画は映像と音だけで表現するリアリティがある。セリフの間合いに存在する音の演出は、より物語の臨場感を引き立てる。登場人物の二人の女の子が魅せる不思議な掛け合いは、少女期の不安やあどけなさ…
>>続きを読む8歳の少女ネリーは亡くなった祖母の遺品整理のために祖母の家(母の実家)を両親と訪れる。
家の近くの森に入ったネリーは、母と同じ名前の少女マリオンと出会って…という不思議なファンタジー。
73分と短…
“秘密というのは隠すことじゃない
言う相手がいないこと”
おぉ…真理、って感じ。
“すぐ寝たい”
“明日に瞬間移動だ”
粋だ。
フランスらしい風景と色彩のインテリア。
日本だと男の子が着そうなカ…
女たちには、それぞれにもう1人の自分がいるのではないか。
少年時代に観て心奪われた、いずれも大林宣彦監督による『異人たちとの夏』(山田太一原作, 1988年)や、『時をかける少女』(筒井康隆原作,…
フランス映画らしい、圧倒的に美しい風景描写。主人公が森の中で自分と同じ年齢の昔の母親と出会い、会話し、遊び、相手を理解していく過程がまた良い。しかもその流れが、決して焦ることなくとてもゆっくりとした…
>>続きを読む© 2021 Lilies Films / France 3 Cinéma