森を抜けたら幼い頃の母に出会う。不思議な映画だった。
母を、「自分の母」として見ずに1人の人として見れば普段見えないことが見える。娘、母、祖母と親子三代の繋がり、観て一晩明けてじわじわ心の中に優しさと温かさが広がってる。
台詞が少なくて多くを説明していないからこそ、感じ方を観る人に委ねているのが良かった。女の子達がそっくりだったけど、ポニーテールとダウンヘアスタイル、赤と青、ヘアバンドありとなし、等強調しすぎない方法で違いを示してるのも監督のセンスを感じた。観終わって知ったけど「燃ゆる女の肖像」の監督だったんだ!好きなはずだ。