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アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイドのrimuのレビュー・感想・評価

2.9
ドイツ映画🇩🇪
対象に合わせた理想のアンドロイドとの恋愛モノかと思ったら、思ったよりも社会的要素が強かった。
学者である主人公の女性はインテリかつ仕事である研究に人生をかけている。自分に心地よいようにプログラムされているアンドロイドを気味悪く感じていたけど、生活を共にするうちに…というところまではありがち。
ただこれを通じて、幸せって絶対的なものと相対的なものがあるなーと痛感したり、アルゴリズム分析なんかは便利だけど、視野や直感が鈍くなると思ったり、考えることは多かった。食べログの順位とか参考しちゃうし、検索結果に基づいた広告に頼ったりすることもあるし。。

淡々としたストーリーだけど、登場人物の静かな感情な動きがきちんと描かれていたのは良かった。

最後の終わり方だけ、個人的はちょっとクセ強と感じた笑
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