ねくらら

白い牛のバラッドのねくららのレビュー・感想・評価

白い牛のバラッド(2020年製作の映画)
3.9
イランの通貨を調べてから見ればよかった…!と後悔

カメラワークが単調なんだけど、それ故に不安を煽る。ただ歩いてるだけのシーンでも緊張する。

感想がまとめられない。とにかくありとあらゆるところで「配偶者のいない女」故に生じる障害が辛い。ただ生きるだけすらままならない。家を貸せないと断られるシーンは特に辛かった。
神権政治下では、明らかな誤りであっても、神の思し召しであって、疑ってはいけないし、組織として過ちとは認められないんだなというのが印象的だった。