緊張と緩和、そしてプロパガンダな感じをうける作品です。
まずエキストラの数と映像には結構お金をかけています。かなり映像の質は高いです。緊張と緩和のとり方も上手く、高評価できます。
しかし、タイトルどおり川の戦いを描いている関係上、細やかな描写とは裏腹にダイナミックさには欠けた部分もありますし、ストーリーそのものも国への自己犠牲を強く意識させる内容で非常に単純化している上に英雄的行為を描きたい意識が強く超人的ともいえる活躍は歴史好きからは現実離れしすぎています。
最初に思い浮かぶのはプロパガンダになってしまいます。映像そのものは良かったのになんか残念に思ってしまいます。そういう作品はハリウッドやボリウッドにもありますが、ここまで露骨だと萎えてします。