このレビューはネタバレを含みます
予告見てた限り「花束みたいな恋をした」に似た映画なのかなって思ってたけど、黒島結菜が既婚者だったという展開にびっくり。
黒島結菜の「全てに終わりがある」北村匠海の「不倫だとか浮気だとかそんなことはどうでもよくて、全てが好きだった。」というセリフは、辛い恋愛をしたことがある人みんなの心に刻み込まれたメッセージだと思う。
盲目的に、病的に、この人の全てが好き。この人さえいれば何もいらない。そんな、マジックアワーの中でしかできない恋愛の毒々しさ、儚さ、この上ない楽しさがとても分かりやすく描かれてた。
もう一つ、花束みたいな恋をしたと違うところは、花束は恋愛がテーマなのに対し、この映画はマジックアワーの若者たちがテーマで、その中の恋愛と仕事の両方が描かれているところ。
それにしても、黒島結菜はとてつもなくあざとくて悪い女だけど、それに負けないくらいに可愛い。
雨の中のラブホで、エイリアンズのアラーム音で起きる朝ってどんな気分だろう。私もアラーム音エイリアンズにしようかな笑
