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明け方の若者たちのdaikiのレビュー・感想・評価

明け方の若者たち(2021年製作の映画)
3.9
私と飲んだ方が楽しいかもよ笑?

あのシチュエーションでこの連絡は死ぬ。
ドキッとしたわ、あの連絡もらえる北村匠海が羨ましい。
若い時のあの何気ない時間がハッピーアワーだったかもね、の親友の一言はめちゃ響くね。

北村匠海はちょい重い、公園でその話を聞いた時点でこうなることを覚悟すべきの未練タラ男。若い頃の勢いも失って社会に呑まれてくる感じがリアルよなぁ。

黒島結奈は流石の一言。好きだったよの一言からこの映画から消えるのが劇的。ほんの束の間の幻やったんよなぁと。

最後のハイボール缶の終わり方の余韻は好き。

しかし、ハンコを傾けて押す意味が全くわからん。大人になるってこういうクソどうでもいい形式的なことに縛られ、それが当たり前に思えてくるのとなのかな。自由がなく、家との往復する有機体が大人なのかな、とこの映画見て寂しく思った。あの若い時代はほんとにマジックアワー、間違いないかもしれない。
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