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明け方の若者たちのKのネタバレレビュー・内容・結末

明け方の若者たち(2021年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

こんなハズじゃなかったのに、と社会人の理想と現実の違いに悩むある若者の話。

「こんなハズじゃなかったと思ってたあの時間こそ、いま思えば人生のマジックアワーなんじゃないか。」中堅になって、似たようなことを最近よく思う。だけど、あの頃にそんなふうに達観できるはずもないよなあ🥴

舞台になっている明大前に下北沢、逗子マリーナに渋谷のカフェ、どこもかなり個人的に馴染みのあるところばっかりでそれも観ていて楽しかった。逗子マリーナのマリブホテルは、外からしか見たことなかったけど室内素敵すぎて憧れが増した😮‍💨

前半に出てきた言葉が終わりになるにつれてリンクしていく感じも好き。

ただ、「僕」と「彼女」のエモい青春ものと思って観進めていたら後半に「彼女」が既婚者だと明らかになってびっくりした、、、
そのあたりがスピンオフでどう描かれているのか興味深い。

2022年15本目
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