Harigane

明け方の若者たちのHariganeのレビュー・感想・評価

明け方の若者たち(2021年製作の映画)
3.4
<あらすじ>
内定の決まった者同士で集まり開催した飲み会に参加した僕(北村匠海)。
直ぐに飲み会から退席した女性(黒島結菜)からこっそり誘われて抜けだして2人で飲み明かし、やがて心奪われていく。
やがて付き合い始めた2人はその後社会人となり、楽しい思い出を作っていくが、"僕"はこの幸せな日々がいつまでも続かない事を分かっていた・・・

<感想>
エモいという言葉がよく上がっていてとても気になっていた今作✨
確かにめっちゃエモい作品でした💫

主人公、そして彼女、最後まで2人の名前は明かされなかったですね。
「TENET」も確かそうでした😁

飲み会の店を出た後に彼女が"僕"に送ったLINEでのメッセージ。
「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」

2人で並んで歩きながら手を繋ぐまでの過程。
そして「もうちょっと押してくれたら いいかも」
初々しい2人がぎこちないながらも一気に距離が縮まっていくこの感じ。
どれだけ男心をくすぐる女性なんだ😳

ホテルで彼女の携帯アラームから流れる「キリンジ」のエイリアンズ、心に沁みるなぁ♪
前半部分は完全に心を鷲掴みにされました😂

「何だっていつかは終わるよ」
彼女が僕に言ったこの台詞が、切なすぎました。
これは何かあるだろうとは思っていましたが、、、🫢

そして後半〜
嗚呼、そういう事でしたか💦💦

2人にとっては切なく悲しい恋物語💔
彼女が僕に言っていた幾つかの台詞の意味がようやく分かりました。

ただ、今まで持って行かれた感情が戻ってきてしまいました💧
これはキツかったなぁ。。😵‍💫

これは衝撃でした、、、😱
自分も海外赴任を経験していたので、もし自分がこの状況だったらと考えてしまい、心の整理が追い付かなかったです😂

主人公が社会人になってからの苦悩・葛藤もまた今作の見どころとなっていました。
同期入社の古賀(井上祐貴)がいい奴過ぎて、ここに救われました🥲
社会人になったばかりの頃を思い出しましたね🌈
よく友人と集まってはお互いの仕事の状況を話し合ったりして、今より全然ギラギラしてましたからね~🔥

この展開は全く想像してませんでしたが、ある意味どんでん返しに見事にやられたという意味では結構楽しめました😆
Harigane

Harigane