RHibino

明け方の若者たちのRHibinoのレビュー・感想・評価

明け方の若者たち(2021年製作の映画)
3.2
社会に対する、憧れと現実を体感して、
あの明け方を憂う、等身大の若者恋愛映画。

合わない飲み会を抜け出して、二人で飲んだのは、少し年上の女性。
危険な匂いに惹かれ、結ばれていくが。

学生の時の夢が、ことごとく破れていく社会人生活。
退職や起業、ねずみ講と、それぞれの道を歩んでいく、かつての友達。
大きな嘘をついて、付き合っていた彼女
と、今思うと、あの時の明け方が、とても輝かしく、儚い。

昔の公園、レモンサワーからのマカロニえんぴつがなんとも切ない。
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