ヒュー・ジャックマン、マーティ・デニスW主演のオーストラリア1999年の映画。UKリリースされたカバーアートにはマーティに変わって5番手ぐらいの役(主人公の友人役)のジョエル・エドガートンの名前が大きく出てる。

父との確執から家を出たバーキーが父が亡くなった知らせを受け、2年ぶりに故郷に帰る。

バーキーの兄ウェイス役にヒュー・ジャックマン。他人とさほど交流せず、内なる怒りの矛先を常に探しているような男。彼にいったい何があったのか。

バーキーがなぜ父と確執があり家を出たかはわりと早めに明らかになる。兄弟愛がもたらした行動がわずかなボタンの掛け違いで別れに至る。

皮肉にも父の死が兄弟をめぐり合わせ、絆を深める結果になるという。

兄弟愛を描くとともに、静かな怒りと秘密をもったまま、抑圧してきたウェイスが自身を解放するドラマでもあったな。

コメント欄にメモあり👇