80年代の50分程度のOVA。作画請け負いがメインの中村プロダクションが制作とのこと。
内容はといえば、ふっちゃけリドリースコットのエイリアンンそのまんまだ。
インフェルノなる惑星で、探査船1号が連絡がつかなくなり2号機が調査に向かう。そこで謎の生物に襲われるという話だ。
ただ違う点といえば、襲ってくるものが各々の人間の恐怖するものに変化するということだ。見る人によって怪物だったりゾンビだったりとその都度変化する。
またリドリースコットのエイリアンと違い、襲ってくるもの自体に意思の様なものがあることがわかる。
エイリアンのような意思疎通がまるで出来ないという恐怖ではない。
物語がシンプルだが、アートワークはリアル志向でちょっと個性的だ。海外を意識した作りだったのかな？
強いて言えばテレビ版のキャッツアイみたい。ちなみに濡れ場もあるぞ。
またメカデザインが横山宏なのだが、せっかくの横山メカなのに暗い画面構成が多くシルエットが判り辛いのが惜しい。メカをもっと推したら印象が変わったかもしれないのにな。
