みそぽんず

ボーはおそれているのみそぽんずのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
4.5
観る前に相当上げまくったハードルを軽々と越えてきた。こういう映画めっちゃ好き。3時間全く飽きない。
序盤の超絶極悪治安の街中好きすぎる。全員キャラ濃すぎるし、1シーン毎に止めてじっくり「こいつこんなことしてる!」とか「また◯◯してる!」とか観察したい。ウィッシュの本編前のディズニーキャラ集合写真の映像に対する感想と一緒。こちとら悪夢の国ですが…
悪夢あるある多数で、夢の中だとこういうもどかしさあるよねー!という。水1本すら買うのも困難、その隙に奴らに侵入されるとかね。
爆笑シーンも多すぎて、でも周りの人たち全然笑ってないので堪えるの大変だった。大の大人が全裸で疾走するのとかそれだけで笑ってしまうタイプなので刺さりまくった。ミッサマの全裸疾走シーンにも通ずる。
もうね、ボウが不憫可愛いのよ。毒親育ち、精神疾患持ちの童貞中年だけども。
アリアスターはほんと、一体家族にどんなトラウマがあるんだ。
好きなシーン多すぎて語り尽くせない。もっかい観に行こうかな。
普段、こういう考察賑わう系映画はいろんな人の考察読むの好きなんだけど、本作は不思議と見なくても良いかなって思えた。まぁきっと見るけど。