はるこ

ボーはおそれているのはるこのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.6
「ミッドサマー」のアリ・アスター監督×「ジョーカー」のホアキン・フェニックスってことで、見る前に期待値上げ過ぎちゃったな〜。
「ミッドサマー」的なものを期待して行くと少し拍子抜けしてしまうと思います。
そうは言ってもこれぞA24!アリ・アスター!って感じで決して万人ウケしないけど好きな人は好きっていう独特な雰囲気が存分に味わえる作品。先日観た「哀れなるものたち」は割と視覚的な気持ち悪さが大きかったけど、本作は内側から精神を抉られるような不安感を掻き立てるような作りになっていて、ある意味対照的であり対称的でもある作品だと感じた。
正直ストーリーは難しかったです。あらすじは予告を見て知っていたけど、次から次へと移り変わる展開に「え、今何が起こってるんや…」の連続。本当にこの監督はちょうど人が気持ち悪いと感じるツボをついてくるのがうまいというか、数ある映画の中でもトップレベルで精神的にクる映画だと思う。
ホアキン・フェニックスの演技力はやはり最高です。
あのパヤパヤ頭は自前?さすがにカツラ??
はるこ

はるこ