なめこ

ボーはおそれているのなめこのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.6
あんまり考えてもしゃーなそうなので珍しく観た瞬間に放流。すれ違う親子のイザコザ、アリアスター味‼️
画面はほとんどずっと狂っているけど基本的には現実のこと、として観ることにしたけど、それはそれで割と受け入れられた。ファンタジーとするしかないのはクソデカオチンポモンスターだけやね。
ボー自身は全然変なことはしてなくて一生懸命日々を過ごしてやれることをやろうとしているだけで、なのに何もうまくいかないのがこちらの哀しみを誘う。しかも絡んでくる奴全員狂人なのでどうしようもない。
起こる事象も度を越した奇怪さに正直笑けてくる(っていうか多分監督は笑いどころだと思って撮ったんじゃないんかな笑)けど、いかんせん奇怪すぎるので誰も笑ってなかった。結構学生のグループっぽいお客さんも多かったけど上映中はずっと無音だった。
終わったあと現実のホアキンを調べてちゃんと髪があることを確認して安心しました。この世で最も画になる全裸中年男性はつくられたものでよかった(何が?)。
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