鹿shika

ボーはおそれているの鹿shikaのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.4
威圧的な母親に育てられたことで、強迫性障害となった中年主人公・ボー。ある日、母親が亡くなり実家に戻ることになるが、その旅はとんでもないものになる。

きましたね〜
これでA24が倒産の危機に陥ってしまった問題作。
『ミッド・サマー』でアリアスターに稼がせてもらったから、彼のやりたいことを飲んであげたんだね。
次作は、主演にエマ・ストーンがもう決まってるし、ズブズブの関係なんだろうね。

なんというんだろう。
私は個人的には楽しんだというか、期待値が下りに下がってた分、面白かった。(ムビチケも買った)
これが大爆死と言われた理由として、「人の夢の話ってなんかつまんないじゃん」っていうところなのかな。とふんわりと思った。

本人は「めっちゃ面白くない!?」って話してるんだけど、聞いてる身からすると支離滅裂で、夢ならなんでもありだし、、とか思うアレだよな。

アリアスターがやりたいことは伝わってきたけど、きっと詰め込みすぎたんじゃないだろうか。
私なんてムビチケ買ったのに、、

今までの作品に比べて、映画っぽくないところが引っかかってならなかった。
惹かれる描写が薄かったような気もする。
とはいえ、ホアキンの強迫性障害のシーンの演技は秀逸だったし、インテリアとか色使い、引きの画角はかなり良かったかと。

でもこの映画終わる10分前に、急に気分悪くなって、映画館のロビーのソファーで寝転がってたのね。
気がついたら救急車で運ばれてて、栄養失調で倒れたと言われた。

一緒に見てた友達が一緒に来てくれたんだけど、後から「つまんなすぎて出て行ったんだと思った〜」って呑気に言われた

初めて救急車乗る経験して忘れられない作品になりました!ありがとう!アリアスター!
そして私は元気です!
鹿shika

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