本当にまあこの人(園子温監督)の好きなものは一貫してて、ブレなくてかっこいい。流行とかじゃなくて、へそだしで、女性の柔らかいフォルムがわかるスタイルが好きで、それか体のラインがハッキリわかるスタイル。
黒髪センター分けロング。
声の低めで目がいい女優。
うん、わかるわかる。わたしも好き。
名前がカットインして、その人が直後の主役になるスタイルは「愛のむき出し」そのもの。
女の子にペンキぶちまけは「アンチポルノ」だし、渋谷のスクランブル交差点で、突然始まるゲリラ芝居は「東京ガガガ」を思い出す。
園子温監督ってそこまで年齢いってるわけじゃないのに、もう自分の監督スタイル振り返り始めてるのが、なんかもう一歩先行ってる。
園子温監督の有り余るパワーの行き所がわからないのか、最後は叫んでぐちゃぐちゃにになって、大円団!も、園子温監督らしさがどっで出てた。
結論。
園子温監督好きとしてはとてもとてーもたのしめました。