梅ちゃん

こんにちは、私のお母さんの梅ちゃんのレビュー・感想・評価

こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)
4.3
みんなお母さんから生まれたんだよなぁ、なんて当たり前のことを改めて思ったり。ああ母さんに会いたいなぁ…🥲

若き日の母に会えたら、あなたは何をしますか?

舞台は2001年の中国🇨🇳🍜
母親孝行したいけど何もしてあげられていないと、自己肯定感が著しく低い女子高生が、母と自転車の二人乗り中にトラックに轢かれる。🚲💥🚚
そして気付けばなんと1981年!😳

主人公は、若き日の母と親しくなり、母を〈父ではない金持ちと結婚=自分が生まれない世界線〉に導き、幸せになってもらうべく奮闘する😤

本作は監督・脚本・主演を務めた喜劇俳優ジア・リンさんとお母さんのエピソードを元にしたハートフルコメディということですが、終盤にとんでもない仕掛けをブチ込み、あり得ない角度から感情を揺さぶって来ます😭

母が青春時代、どの様に過ごし、何に喜びを感じていたのか、そんなことに想いを馳せて、たまらない気持ちにさせられた128分でした🥲

なお、2021年の世界最高興収8億2千万ドルオーバーを叩き出したとか出さないとか💰
…ヤベェ奴ですよこいつぁ😨



以下蛇足🐍👣



この作品、早朝のリビングで、1人で鑑賞していたのですが、序盤の主人公同様、母に何もしてあげられなかったという、後悔の日々を送っている現在の自分が、少しだけ肯定されたような気持ちになって、えづく程泣いてしまいました😭

そんな時、バイトのために早起きしてリビングに降りてきた長男が、父の惨状に気づき、気配を消してスーっと洗面所に行ったのを見て、優しい男に育ったなぁと涙😭(奴はきっと『父さんまたか』と思ってるでしょうが…)

そして、妻が立派に子供たちを優しい男に育ててくれたなぁと思い、また涙😭

更に、昼までグッスリ寝ている勉強しない受験生の次男、コイツ一体どうするつもりだろうかと思い、またまた涙😭

その日は1日、泣きすぎで頭が痛かったです…😩

なお、愛嬌たっぷりで『シュレックじゃねーわ』と言いださんばかりの主演ジア・リンさん。公式HPのキャスト紹介画像が盛りに盛られて、広末涼子さんみたいになっててウケます🤣