茜色に焼かれるのこきんじのレビュー・感想・評価

まずいきなりオダギリジョーががが！ってとこに驚く。
舞台はコロナ過の現状をリアルに色濃く映し出しているのだが、主人公は自分の生き方を模索しながら理不尽や鬱屈とした現状を押さえ込んでいる。
その静から動へ変わる部分の演技がなんとも引きつける。
自分が決めた道だから、ま、頑張りましょ！行ける所まで行きましょ。
その一言は悲惨すぎる環境から死んでしまった方かましという悪魔の囁きを押しのけ必死に生きようとする社民の力を感じた。